登山・花日記

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

南ア屈指の名峰・甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳(その1)

H20年9月21日~24日、南アルプスの甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳を歩いてきました。
花の時期に計画していたものが延び延びとなり今の時期になってしまったものです。
今回の山行は以下の通り。
【H20年9月21日】:車山高原を散策する予定であったが雨で中止。戸台口(泊)
【H20年9月22日】:甲斐駒ケ岳登山。大平山荘(泊)
【H20年9月21日】:仙丈ヶ岳登山。帰宅

【H20年9月22日】:甲斐駒ケ岳(標高2,967m)
甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)は、南アルプス北端に位置する標高2,967mの山である。
峻険な 山容をもち、半ば独立峰のような姿勢で屹立する日本アルプス屈指の名峰、白い頂きのピダミダルな山容が特徴です。
 今回のルートは、北沢峠から仙水峠を経由するルート登り、駒津峰から甲斐駒ケ岳を往復、双児山を経由するコースとした。
(写真の上にカーソルをあわせクリックし画像を大きくして見て下さい)
長谷村営バス乗り場バスの中から見た鋸岳
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の登山玄関口、南アルプス林道、信州側の長谷村営バス乗り場の戸台口。
無料の駐車場、仮眠室、近くに日帰り温泉施設もあり登山者にとっては非常にありがたい登山口である。戸台口から甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳の登山口である北沢峠まではシャトルバスを利用する。
朝5時45分発、シャトルバスが標高をあげて行くと南アルプスの雄大な山々が視界の中に入ってきた。北沢峠までのバスでは、運転手さんが周辺の山々をガイドし、鋸岳は「この辺りから見ると、女性の顔に見えるとか・・」、景色の良い場所では、ゆっくりと走り写真タイムまでなかなかのサービスです

大平山荘大平山荘室内
大平山荘(1960m)前でバスから下ろしてもらった。
雨具、食料、飲料だけをサブザックに詰め甲斐駒ケ岳を目指す。
宿泊手続きを済ませ、6時40分大平山荘発。

北沢駒仙小屋岩石帯
開拓者北沢長衛のレリーフがある北沢駒仙小屋、水が豊富な仙水小屋を過ぎ、シラビソの林を抜けると、岩石が無数散らばる荒涼とした岩石帯の場所に出る。
ここで朝食とする。

仙丈ヶ岳仙水峠からの甲斐駒ケ岳
振り返ると仙丈ケ岳の前方部が見えた。この先が仙水峠。
仙水峠(2.264m)に到着。
これから登る甲斐駒ケ岳と魔利支天が目の前に聳えている。
仙水峠から駒津峰への登りは、高低差約500mを一気に登る直登、シラビソの根もあらわな急坂を喘ながら登っていく。所々で呼吸を落ち着かせながらの苦しい区間であった。

栗沢山の向こうにアサヨ峰、鳳凰三山駒津峰からの甲斐駒ケ岳
9時40分、駒津峰着(こまつみね・2.740m)。
アサヨ峰を経て延々と鳳凰山へ縦走するルートが展望できる。
駒津峰に着くと、まず目に飛び込んできたのが、あの白い頂に日が射す甲斐駒ケ岳。
駒津峰は甲斐駒の前衛の山で、山頂の展望が良い。摩利支天を従えた甲斐駒本峰が間近に聳え立つ。
それにしても駒津峰まで、なんと急登だったことか・・・しかし、こんな眺望を目にすると、今までの疲れも吹っ飛ぶ。

甲斐駒ケ岳1.甲斐駒ケ岳5甲斐駒ケ岳2
どれも圧倒的な存在感で、その中でも目指す甲斐駒ケ岳は山頂部が花崗岩が露出しており、荒々しさがむき出しになっていて神々しさすら感じさせるものがあった。
さていよいよ、甲斐駒本峰に向けてまず六方石まで急降下。
切り立った岩稜を辿る直登コースと魔利支天の方を経由して白砂を歩く巻道コースに分かれる。
カミさんは躊躇なく直登コースを選び岩場を登る。

甲斐駒ケ岳3甲斐駒ケ岳4
この直登コース、ここから標高差約300mの岩場の直登が続き慎重に登る。

甲斐駒ケ岳山頂魔利支天
11時00分、白い花崗岩で覆われた、甲斐駒ケ岳の山頂に立ってま~す!
こんな快晴の中、鳳凰三山の後ろに富士山が微笑んでお出迎えなんです。
山頂からは360度、素晴らしい眺望!!
富士山、鳳凰山、北岳、間ノ岳、塩見岳、仙丈ケ岳をはじめ南アルプスの主峰が・・・
北に眼を転ずれば・・・
遠くに槍・穂など北アルプスの峰々が見え、中央アルプスの木曽駒ケ岳・御嶽山・乗鞍岳など
すべての役者勢ぞろいって感じで~す

甲斐駒ケ岳山頂3甲斐駒ケ岳山頂1
山頂でMBを担ぎあげた京都のS氏と会う。
自分の体だけを持ち上げるだけでも精一杯なのに・・信じられない体力、精神力です。

甲斐駒ケ岳7甲斐駒ケ岳6
甲斐駒ケ岳の白い頂に別れを告げ・・・下りは、白砂の巻き道ルートをとることにした。
摩利支天を左に見て砂礫のルートを下る。
白砂の砂礫の道は、ザラザラと滑ってとても歩きにくい。
摩利支天には登らず、下山することにしました
こちら巻き道から直登ルート(右の写真)を見ると、かなり急峻な岩場でした。

双児山からの甲斐駒ケ岳双児山
駒津峰に登り返す。
駒津峰でもう一度、甲斐駒ケ岳の雄姿を目に焼き付けてから双児山経由で北沢峠までの長い下りに取り付く。
13時20分、双児山着。

北沢峠
14時40分、北沢峠着。8時間の山散歩でした。
きつい山行であったが展望も最高で大満足であった。
大平山荘に戻る。大平山荘は環境、雰囲気などお薦めの山小屋である。


スポンサーサイト

南ア屈指の名峰・甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳(その2)

【H20年9月23日】:仙丈ケ岳(標高3,033m)
仙丈ヶ岳、(せんじょうがたけ)は、南アルプスの北部にある標高3,033mの山である。
小仙丈岳(2,855m)・大仙丈岳(2,975m)の小ピークを従え、尾根の間には、東側に小仙丈カール・北側に藪沢カール・南東側に大仙丈カールを擁し、高山植物の非常に豊富な山として知られている。
 今回のコースは、大平山荘脇から藪沢を登り、小仙丈岳を経由する周回コースとした。
(写真の上にカーソルをあわせクリックし画像を大きくして見て下さい)
藪沢の河床藪沢の河床1.
夜中に降った雨が気になったが4時過ぎに外にでると星が出ていた。今日も期待できると
4時40分、大平山荘に別れを告げ、再び身軽なサブザック姿で藪沢新道に入る。
樹林の山腹を着々と登ってゆくと薮沢の河床に出る。薮沢を横切り藪沢沿いの右岸の登山道を川の流れる音を聞きながらゆっくりペースで登り、対岸の滝など見ながら登る。

藪沢の河床殻見る甲斐駒ケ岳藪沢カールを抱いた仙丈ヶ岳
途中振り返ると甲斐駒ケ岳の荒々しい姿が印象的でした。
馬ノ背ヒユッテより灌木帯をもうひと登りすると馬ノ背の稜線に出、仙丈ケ岳北面の薮沢カールが目に飛び込む。

藪沢カールを抱いた仙丈ヶ岳1藪沢カールを抱いた仙丈ヶ岳
藪沢カールの紅葉が始まってます。

北アルプス中央アルプス
馬ノ背の稜線からの北、中央アルプスの展望も抜群です。

仙丈小屋仙丈ヶ岳を目指して
仙丈ケ岳北面の薮沢カールを目指してハイマツ帯の稜線を登ってゆくと、カール底に建つ仙丈小屋に出る(7時35分着)。カールを囲む山稜の北端に取り付き、山稜上を登ると3033mの仙丈ケ岳の山頂に辿り着く。

仙丈ヶ岳を目指して1仙丈ヶ岳山頂.
8時00分、仙丈ヶ岳着。

仙丈ヶ岳山頂から仙丈ヶ岳山頂から1
そこからは北東に甲斐駒ケ岳、南に北岳、間ノ岳(あいのだけ)、南西には大仙丈が目の前に大きく迫って来る。ゆっくり大パノラマを満喫できる。

仙丈ヶ岳山頂から2富士、北岳、間の岳
仙丈ヶ岳のカールのあまりの美しさ、素晴らしいの一言に尽きる。
左から標高第一位:富士山(3776m)、二位:北岳(3192m)、四位:間ノ岳(3189m)の高峰の揃い踏み。ちなみに第三位は穂高岳(3190m)です。

仙丈ヶ岳を振り返る2仙丈ヶ岳を振り返る3
小仙丈ヶ岳方面から見る「藪沢カール」。
帰路はカールを囲む山稜を半周してから小仙丈尾根を下山し、小仙丈ケ岳を越え、樹林帯に入り、大滝頭を経て北沢峠へと下山する。

紅葉1紅葉2
既に色づき始めたウラシマツツジ。

カールカール1
大仙丈カール。

小仙丈ヶ岳を目指して小仙丈ヶ岳山頂
小仙丈ヶ岳山頂。ここからの展望も抜群。
帰りのバスの発車時刻(13時)にあわせ時間調整する。

小仙丈ヶ岳山頂から甲斐駒ケ岳.小仙丈ヶ岳山頂から南アルプス連山
甲斐駒ケ岳、南アルプス連山と最高の展望場所である。
11時30分、北沢峠着。7時間の山散歩でした。

2日間とも天候に恵まれ最高の山行であった。
次回には花の時期に再訪したいものである。

ダイモンジソウ咲き始めました・筑波山

H20年9月15日、またまた筑波山を歩いてきました。
この3連休、秋晴れを期待し山行計画を立てましたが、期待は裏切られ天気は不安定。
そこで、ダイモンジソウがそろそろ咲く時期ではと思い筑波山を歩くことにしました。
今日の筑波山はガスっていて展望はありませんでしたが、涼しい風が吹き心地よい山散歩でした。

(写真の上にカーソルをあわせクリックし画像を大きくして見て下さい)
ダイモンジソウダイモンジソウ1
      ダイモンジソウのアップ             ダイモンジソウの群生地
女体山頂直下の岩場に咲くダイモンジソウ、咲き始めています。ピンボケ、アップの写真は難しいです。
花弁は 5 枚で,上の 3 枚は短く,下の 2 枚が長いため,「大」という字に似ているのでこの名前がついているそうです。ユキノシタも同じような形の花ですが,花の咲く季節が違うほか,葉にも明らかな違いがあります。

キバナアキギリカシワバハグマ
       キバナアキギリ                   カシワバハグマ
登山道の左右にはキバナアキギリの花が咲き見頃です。葉の形がキリ(桐)に似ていることからこの名前がつけられたそうです。
カシワバハグマは葉が柏の葉に似ていることからつけられたそうです。初秋の山歩きでは、谷沿いの道ばたなどでよく出会う植物の一つです。

ツクバネソウタマゴダケ
        ツクバネソウ                   タマゴダケ
ツクバネソウと思いますが、4枚の葉の中心部に黒い果実が付くものですが果実がありません。全く違いものかもしれません。
タマゴダケは、真っ赤な派手な茸でこんなもの毒に決まっていると思っていたが、トンでもない、料亭でも出されるという茸なんだそうです。何しろこのキノコ、スープにするとめちゃくちゃおいしいとの情報もあるが・・・自分は食べる勇気がありません。どなたか食された方はいませんか。

ツルニンジンきのこ
     ツルニンジン          スギヒラタケ?
ツルニンジンはまだ見られます。花期の長い花ですね。
スギヒラタケ??。男体山頂直下の大きな木にビッシリです。これは食することができるのかな??

ヒガンバナヒガンバナ1
        ヒガンバナ
筑波神社境内付近で撮影しました。
マンジュシャゲ(曼珠沙華)とも呼ばれる。彼岸花(ひがんばな)の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来すると言われていますが、来週はお彼岸、植物は季節を感じ取って生育しています。
ヒガンバナは有毒植物、水田の畦(あぜ)や墓地に多く見られるが、これはネズミ、モグラ、虫などがその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように植えられたものだそうです。

御幸が原自然研究路
         御幸が原                   自然研究路
今日は3連休の最終日でもあり家族連れが多く、子供の甲高い声が響き活気がある御幸が原でした。でも、研究路に出ると何組かの登山者に出合っただけで閑散としたものですが、写真を撮るには良かったです。

草紅葉にはちょっと早い尾瀬・燧ケ岳

H20年9月10日、尾瀬の燧ケ岳(ひうちがだけ)を歩いてきました。
この天気を待ってましたとばかりに駐車場には多くの車。草紅葉にはちょっと早かったですが、山頂からの360度の大展望と静かな尾瀬を楽しんできました。
 今回のルートは、御池~広沢田代~熊沢田代~燧ケ岳の往復。約6時間の山散歩でした。自宅発3時20分、御池駐車場6時40分着。自宅~塩原~檜枝岐~御池 183Km。
昨年も、雪の燧ケ岳←ここをクリック を歩いていますので覗いてみて下さい。
(写真の上にカーソルをあわせクリックし画像を大きくして見て下さい)
駐車場入山者カウンター
          御池駐車場                    入山者カウンター
駐車場で車から出ると寒い、それもそのはず檜枝岐の道路の温度表示板は6度を示していた。
登山道の入口(御池駐車場の奥)には尾瀬への入山者のカウンタが設置されている。ここを通過すると尾瀬入山者の一員になる。真新しい木道を500m程歩いたら、燧ケ岳と燧裏林道の分岐になる。

登山道1広沢田代1
          登山道                    広沢田代
登山道は階段あり、ぬかるみあり、石ころゴロゴロの傾斜のキツイ登りになる。
登りはじめの急傾斜は体のこたえるが、ゴゼンタチバナ、オオカメノキ、オオバタケシマランなどの木の葉や木の実で秋の色がいっぱいで癒される。
荒れた登山道を登りきると視界が開け、広沢田代です。 草紅葉には未だ時期的に少し早い。残念ながら、ここはそれほど周りの景色が見えるほど見通しは良くはない。

広沢田代2広沢田代3
           湿原                     広沢田代
周りの山々の展望はききませんが、池塘の広がる田代の風景を楽しむことが出来る。
この田代という名前ですが、池塘(ちとう)が広がっている様子が、田んぼの苗代(なわしろ)のように見えるので付けられたそうです。
熊沢田代に向かう途中から見る広沢田代、遠景に会津駒ケ岳を見ることができる。

熊沢田代1熊沢田代2
          熊沢田代                   地糖
ふたつ目の湿原にご到着 熊沢田代です。熊沢田代には大きな池塘があります。 ここではベンチで静かに水面(みなも)のある風景を見ながら一休み、時間の経つのが忘れます。
ベンチから地糖越しに平ヶ岳、越後三山やこれから登る燧ケ岳への稜線が眺められ最高の場所です。

熊沢田代3.登山道2
          熊沢田代                   登山道
燧ケ岳に続く湿原の木道から振り返る熊沢田代を印象づける二つの池。名づけて「めがね池」なんとなく納得。お花畑の中のガレ場の登山道。この付近が胸突き八丁、一番きつい所です。

尾瀬沼.尾瀬ヶ原
           尾瀬沼                   尾瀬ヶ原
9:45、燧ケ岳・俎(まないたぐら・2,346.0m)山頂到着です。
尾瀬沼、尾瀬ヶ原、至仏山、富士山、日光連山、会津山々等まさにさえぎるものなしの360度の展望です。

柴安柴安山頂1
           柴安                   柴安山頂
燧ケ岳は双二峰、一休みしたら、正面に見える、柴安を往復する。
柴安(しばやすぐら・2,356.0m)。墓石のような山頂標識です。

柴安山頂俎
          柴安山頂                 俎
尾瀬ヶ原の全貌、正面に見える至仏山が向かえてくれます。
柴安(しばやすぐら)から見る至仏山と尾瀬ヶ原は絵のようです。

登山道で見られた花です。
オオバタケシマラン.ゴゼンタチバナ
        オオバタケシマラン             ゴゼンタチバナ

オオカメノキナナカマド
         オオカメノキ                 ナナカマド
一部色づいた葉を撮ったものです。

オゼミズギクオヤマリンドウ
          オゼミズギク                オヤマリンドウ
オゼミズギクは熊沢田代への木道脇に群生し、黄葉しはじめた湿原の一角に咲いている様子は鮮やかでした。

ヒメウメバチソウ.イワショウブ
          ヒメウメバチソウ              イワショウブ

花の季節は終わりを告げ、紅葉にはちょっと早かったですが 『静かな尾瀬』 に気分は最高でした。
尾瀬御池(みいけ)から燧ヶ岳に至るトレッキングコースは花あり、展望ありのお薦めのコースです。
 

小さな秋・筑波山

H20年9月6日、先週に引き続き筑波山を歩いてきました。
今日も非常に蒸し暑く汗ダラダラの山散歩でしたが、山は早くも秋の装いを始め
花の種類も少なくなりました。
(写真の上にカーソルをあわせクリックし画像を大きくして見て下さい)

紅葉ツクバトリカブト
                                 ツクバトリカブト
少ないですが一部の枝は、早くも色づいています。

シロバナノコンギクタマガワホトトギス
       シロバナノコンギク                 タマガワホトトギス

ツルニンジンツルニンジン
        ツルニンジン
ツルニンジンが見ごろです。多くの方がカメラを向けていました。

イヌコウジュキノコ
       イヌコウジュ        毒キノコ?
鮮やかなキノコがいたる所で見られました。毒キノコでしょうか。


FC2Ad