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登山・花日記

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

樹氷輝く至仏山

H22年4月30日、快晴の天気予報に誘われて尾瀬の至仏山を歩いてきました。
至仏山(しぶつさん)は、群馬県の北東部、みなかみ町と片品村との境界に位置する標高2,228.1mの山。
今回のコースは、鳩待峠~小至仏山右脇をトラバース~至仏山~小至仏山~鳩待峠の往復。
約4時間半の山散歩で、大雪原と360度の大パノラマを楽しめた一日でした。
自宅発3時00分、駐車場6時00分着。自宅~日光~戸倉~鳩待峠 166Km。 
至仏山へは今回で3回目。

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【鳩待峠休憩所】
鳩待峠の尾瀬の玄関口。
鳩待峠休憩所

【駐車場】
駐車場の廻りには2mを越える雪が積もっている。駐車料金は普通車2,500円。
駐車場

【登山口】
バス旋回場の脇の至仏山登山口を緩やかに登っていく。
鳩待峠が約1560m、至仏山2228mまでの標高差は600m程の登りとなる。
昨日は雨が降ったとのことで雪が締まり、今朝の冷え込みにより雪面はカチカチに凍っている。
登山口

【至仏山】
歩き始めてまもなく右手に真っ白な至仏山を見る。
雑木林の中の山道には樹氷の花が咲く。
至仏山

【樹氷】
樹氷が、青空を背にキラキラと輝き素晴らしいものであった。
まさに花が咲いたようであった。
4山道
5山道
6至仏山
7樹氷
        8樹氷
9樹氷
10樹氷

【燧ケ岳】
少し進むと樹木の間から燧ケ岳を見る。
11ひうち

【上州武尊山】
オヤマ沢田代付近から見る上州武尊山(左奥)。
過去に2回歩いたことがある。堂々として存在感がある。
12上州武尊山と笠ヶ岳

【オヤマ沢田代付近】
小至仏山を目指して広い雪原を歩くがスキーのトレースは凍りつき滑る。
前方右に燧ケ岳や尾瀬ヶ原、後ろに日光連山が望める場所である。
13山道
14山道

【笠ヶ岳】
左手を見ると端正な姿の笠ヶ岳が。
だいぶ前に花の時季に歩いたことがあった。素晴らしいお花畑と出会ったことを記憶している。
15笠ヶ岳

【至仏山を目指して】
雪がある今の時季は小至仏山をトラバースするよう道がつけられている。
時折、山スキーを楽しむ方が豪快に滑り下りている。
今の時季の至仏山は、スキーやスノーボードを楽しむ方が大半で登山者は少ない。
16山道
17山道
19山道

【至仏山頂】
至仏山頂(2228.1m)です。大パノラマが楽しめる。
奥には越後の名だたる山が顔を見せている。素晴らしい景観で「凄いねえ・・・」
20至仏山頂.

【至仏山からの燧ヶ岳と尾瀬ヶ原】
尾瀬ヶ原を挟んで対峙するこの二山は尾瀬のシンボル的な存在だ。
今の時季、静かな燧ヶ岳も良いねえと次の計画の話がまとまった。
21至仏山頂

【至仏山からの大パノラマ】
山頂からは、北東に尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、北に平ヶ岳、越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山、南西に谷川岳、浅間山、南に武尊山、赤城山、南東に日光白根山、男体山などが確認できる。
写真は北方面。右から平ヶ岳、越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山。
展望を楽しんだ後、小至仏山へ向かう。
22至仏山頂

【小至仏山へ向かう】
左端のピークが小至仏山。
小至仏山

【小至仏山への登り】
23小至仏山

【小至仏山頂】
小至仏山は、標高は2,162mで至仏山と50m程しか変わらない。
頂上は狭く、至仏山のようにゆっくりと出 来ない。
24小至仏山頂

【小至仏山頂からの展望】
左奥に上州武尊山、右に笠ヶ岳。
25小至仏山頂

【小至仏山頂からの下山】
左に小さく点々と見えるは小至仏山に登らず下山するハイカーの列。
小至仏山頂から駆けおりるカミさん。
26小至仏山

天候に恵まれた。素晴らしい一日だった。
雪景色、頂上からの眺め など、どれをとっても抜群だった。
次の機会には、カミさんの提案の山の鼻から至仏山を周回するコースを計画する。

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