登山・花日記

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

南ア3000m峰・聖岳(その2)

【H22年8月22日】聖平小屋~薊畑~(小聖岳~前聖岳~奥聖岳)往復~便ヶ島=自宅
夜中に起きてみると満天の星空。今日は期待できると再び寝袋へ潜り込む。
山小屋の朝は早い。3時頃になるとガサガサと動き出す。うつらうつらしていると4時には小屋の灯りがともる。
これでほとんどの方が起き出し出発準備にかかる。
我々は5時発と決めていたが、周りがせわしく動きだすので、4時20分発とした。


【夜明け】
ライトを持ち小屋を出発するが途中で夜明けとなり、すがすがしい一日の始まりである。
生木割山方面が朝焼けで赤い。睡眠充分の身体は絶好調、今日もいい天気が良いと気合が入る。
前聖岳までの標高差は約800m、昨日の標高差(1400m)に比べれば楽なもの。
夜明け

【薊畑分岐】
奥聖岳までの往復であることから薊畑分岐で小型のナップサックに詰め替え、身軽にして小聖岳へ向かう。
薊畑分岐を過ぎた頃から、しだいに夜が明けてくる。
薊畑の分岐を過ぎると、手前に小聖岳、その奥に大きな聖岳が見えてくる
薊畑付近からの聖岳

【小聖岳への登り】
2500mあたり、ダケカンバの林で森林限界を過ぎると小聖岳の直下に出る。
聖岳、兎岳、小聖岳に対面する。
小聖岳への登り
小聖岳への登り

【小聖岳】
5時25分 小聖岳到着。ここからの聖岳はどっしりと大きい。
飽きることがない展望が楽しめる。
小聖岳

【前聖岳を見上げる】
小聖岳2662mのピーク辺りからハイマツと岩礫の高山帯になり、聖岳の山頂部が眼前に迫ってくる。
トウヤクリンドウ、チシマギキョウ、イワツメクサなど多くのが咲いている。
聖岳

【兎岳】
前聖岳への登山道から見る兎岳。
兎岳

【砂礫の登山道】
山頂直下の砂礫の登山道。
眼の前に山頂が近付く。
登山道

【笊ヶ岳の右奥に富士山】
登山道から見る富士山。
富士山

【前聖岳】
6時20分 聖岳(前聖)到着。
空は晴れ渡り、正面には大きな赤石岳が鎮座する360度の大パノラマが広がる。
聖岳山頂

【赤石岳】
眼前(北面)の赤石岳が何といっても大きくて立派だ。
そして左奥に千丈、甲斐駒そして頭だけ出した塩見など。
赤石岳

【中央アルプスの後方には御嶽】
大沢岳の奥には中央アルプスが、その後方には御嶽が、
右奥にはうっすらと北アルプスも見える。
中央アルプス

【兎岳】
百問洞山の家も見える。
兎岳

【奥聖岳への尾根】
奥聖岳までは往復30分ほどで行ってこられるので、踏んでおかないと後日後ろ髪が引かれる。
奥聖からの展望も聖岳と同じくらい素晴らしかった!
眺める角度が微妙に違うだけで見えてくる山も変わってくる。
奥聖岳への尾根

【奥聖岳への尾根】
チンクルマやウサギギクなど多くの花が咲く尾根である。
チンクルマ咲く尾根

【ウサギギク咲く登山道】
すごくかわいい花で思わず立ち止まる。
ウサギギク

【奥聖岳】
7時00分 奥聖岳着。
前聖岳に三角点はなく、置かれているのは奥聖岳である。
奥聖岳
奥聖岳

【赤石岳】
奥聖岳から見る赤石岳。頂上右肩に避難小屋も見える。
大きく堂々とした山姿が気に入った。
赤石岳

【奥聖岳から見る光岳への稜線】
左から上河内岳、茶臼岳、易老岳、光岳へ続く稜線。
光岳への尾根

【前聖への尾根】
前聖岳への尾根

【前聖岳へ戻る】
前聖岳への尾根

【遠くに富士山】
尾根


8時00分 前聖岳から下山
8時50分 薊畑分岐着。ザックを回収し下山とする。
12時00分 便ケ島に帰着
下りはヒザとの格闘、このコースは下りもきついものがあった。
2日間とも天気に、花に恵まれ最高の山行であった。
次の機会には、光岳への尾根を歩いてみたいものである。



参考情報
【易老岳、光岳への登山口】
便ヶ島から約1.7Km離れている易老渡(いろうど)駐車場。
(便ヶ島からの帰りに撮ったもの)
易老渡駐車場

【登山口】
易老岳登山口

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コメント

いや、実に読み応えのあるすばらしい記事に拍手です。
ハードコースお疲れ様でした。
聖の魅力がバンバン伝わってきました。
実に素晴らしですね、いつかきっと行きたい憧れの山です。

  • 2010/08/25(水) 01:27:54 |
  • URL |
  • 徒然草子 #-
  • [ 編集 ]

徒然草子さん
水戸からは遠い山で、とっつきにくい山ですが、素晴らしい山でした。
天気にも恵まれ名山を堪能してきました。
ぜひ、計画し訪れて見て下さい。

  • 2010/08/25(水) 10:37:39 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

お疲れさまでした!

急坂との格闘 という文章を見て、
あ、これは私たちには無理だ~っと思いました。
コースがハードなのに12時は下山ですか。早い!!

山に登るのも大変だけど、
登山口に行くまでにも時間がかかって大変ですね。

見てる限りでは静かな山歩きが楽しめたようですね♪
お花もいっぱい、お二人も元気そうで何よりです。
yamasanpoさんの鼻の下が少し長くなってたような気がしました(笑)

  • 2010/08/26(木) 12:22:05 |
  • URL |
  • mari #SbYG1Vtc
  • [ 編集 ]

mariさん
この山は登山口までのアプローチが長く疲れちゃいます。
登山道はアップダウンがあって登る山が多いのですが、この山は登りのみですから疲れますね。
でもそのぶん花も展望も一級品です。
この山は体力勝負、多くの山に登っているraymariさんも
そのうち歩くことになるでしょう。
歩きたくなりまから。
一番の心配は「根性無しのハイエース君」ですね。
細い荒れた林道を走れるかです。

鼻の下が長いですか? それほどでもないでしょう(笑)。
彼女は好感のもてる気さくな人で、カミさんがお願いしたら快くOKしてくれ撮ったものです。
山も花も彼女も最高でした。

  • 2010/08/26(木) 13:38:21 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

そのうち、根性無しのハイエース君が引退したら、
次は根性のある車に乗って出かけたいと思います(笑)
いつになるやら~^^;

  • 2010/08/26(木) 17:59:13 |
  • URL |
  • mari #SbYG1Vtc
  • [ 編集 ]

mari さん
この林道は、普通車で入ってきている車もありますが、駐車場までの最後の8~9Kmの林道の一部にきついものがあります。
ほとんどが舗装された細い林道ですが、一部未舗装で雨水で土砂が流されている所がありました。
車高のある四駆の車であれば難なく行けますね。
そのうちに林道が補修されると良いですね。

  • 2010/08/26(木) 20:22:02 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

素晴らしい天気

青空がまぶしいですね。聖岳の景色も花もみんな美しい。さすがに3000m級の山々の眺めはまったく別な世界のようです。
 南アルプスの山,これから私も挑戦したいです。今年は計画はあったのですが時間がとれず。

  

  • 2010/08/27(金) 10:20:49 |
  • URL |
  • えこ #-
  • [ 編集 ]

聖岳

お疲れ様でした。素晴らしい展望と花の山行、天候に恵まれ何よりでした。私も昨年聖は登りましたが、聖沢からでした。聖平の小屋はテント泊の私にもお茶やクッキーを出してくれたり、とても感じのよい小屋でした。
便ヶ島から聖、光の縦走はいずれ歩いてみたいと思っていたので、とても参考になりました。

  • 2010/08/29(日) 08:48:38 |
  • URL |
  • trekker-k #jHSMZ1/Y
  • [ 編集 ]

えこさん
南アルプスの山はきつい山が多いですが、素晴らしいものです。
登るとすればやはり花時季でしょうね。
ぜひチャレンジしてみて下さい。

  • 2010/08/30(月) 20:34:34 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

trekker-k さん
聖沢から登られたのですか。
どちらにしてもアプローチが悪いですね。
光への縦走も良さそうですね。
レポ、参考にさせて頂きます。

  • 2010/08/30(月) 20:39:15 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

お疲れ様でした
私は縦走を何年か前にしました
お天気に恵まれ素晴らしい展望
次から次へと素敵な山景色に見とれました

  • 2010/09/06(月) 08:26:29 |
  • URL |
  • くろゆり #-
  • [ 編集 ]

くろゆりさん

この付近の尾根は素晴らしいですね。
何度も何度も歩きたい山です。
でも次はいつになることやら。

  • 2010/09/06(月) 21:47:49 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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