登山・花日記

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

北ア・槍ヶ岳~穂高岳縦走(その1)

H23年10月8日~10日、槍ヶ岳~穂高岳を縦走してきました。

眺めても美しい姿の山として圧倒的に人気があるのが、この槍・穂高連峰である。 標高が日本第3位の奥穂高岳や、極めて山容秀麗な槍ヶ岳がそびえ立つ北アルプスの代表となる山域。 登山ルートはバリエーションルートも含めて色々あるが、一般的なコースは上高地から槍沢経由のコースでしょう。  
これらのコースは北アルプスの展望が素晴らしく、人気の縦走コースです。 

この三連休の天気はイケると確信し、今年のアルプス山行のフィナーレとしてこの槍・穂縦走を選んだ。
三連休の天気は極上、天空の世界を楽しんできました。

今回の山行は以下の通り。3000m峰8座縦走です。
・10月8日 自宅⇒上高地~横尾~槍沢~槍岳山荘(泊)~槍ヶ岳(3080m)
・10月9日 槍岳山荘~大喰岳(3101m)~中岳(3084m)~南岳(3032m)~大キ
      レット~北穂岳(3106m)~涸沢岳(3110m) ~穂高岳山荘(泊)
・10月10日 穂高岳山荘~奥穂岳(3190m)~紀美子平~前穂岳(3090m)~岳沢
      ~上高地⇒自宅 

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【沢渡市営第二駐車場】
自宅発1時20分、北関東道、中央道、松本ICで下車し沢渡へ。5時30分着。345Km。沢渡市営第二駐車場に駐車(500円/日)する。
ナビ設定:沢渡温泉しおり絵 TEL:0263-93-2642

沢渡は多くのハイカーが押し寄せ大混雑。
バス待ちもタクシー待ちも大行列。私達はタクシー待ち行列へ並ぶも寒い中を1時間も待たされた。
この1時間のロスタイムは想定外。係員も「こんな混雑初めてだ」とのこと。
バス:片道1200円、タクシー:4000円(5人で乗れば800円)。
タクシーの方が安、速、楽でお奨め。
6時40分沢渡駐車場発。
1沢渡駐車場1

【上高地】
上高地は長野県西部の飛騨山脈南部の梓川上流の景勝地である。
国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されている。
標高約1,500m。7時05分着
上高地は人・人・人。トイレを済ませ、7時15分発。
1上高地2-1

【槍・穂高ルート図】
槍・穂高地図

【河童橋】
大自然の空気を感じながらを歩入ていくと上高地のシンボル河童橋に着く。
清流梓川にかかる河童橋から写真に納める人たちはひきも切らない。
河童橋からは穂高岳がくっきり。わくわくしながら徳沢に向かう。
1河童橋3
1河童橋4

【明神岳】
梓川越えに明神岳を見る。
1明神岳5

【梓川上流】
澄みきった川の流れと山間がマッチした景観です。
1梓川6

【明神】
7時45分着。
上高地は、ここ、明神(明神館の場所)から初まったと言われる。
1明神7

【明神付近から見る穂高岳】
槍のようにそびえる穂高岳。
1穂高岳8

【徳沢】
8時35分着
小説「氷壁」の舞台になった前穂高岳。その前穂高岳を望む徳沢キャンプ場のすぐとなりに徳澤園がある。
1徳沢9

【新村橋】
涸沢へのパノラマコース入口。涸沢からの降りに使われることが多いとか。
1新村橋10

【穂高岳を眺める】
横尾付近から見る穂高岳。
1穂高岳11

【焼岳】
横尾付近から振り返り見る焼岳。
1焼岳12

【横尾】
9時30分着。トイレ休憩。
上高地から始まるこのコースは、実質的な登山口となる横尾までのアプローチが実に長い。
約11km。チンタラ歩くハイカーを右に左にかわし 2時間15分かけて横尾に着く。
横尾は蝶ヶ岳、涸沢、槍ヶ岳への分岐点。9割がたのハイカーは涸沢へ。 
エネルギーを補給し、9時50分発。
1横尾13-1

【槍沢】
横尾山荘の前で涸沢ルートを分け、梓川から名前を代えた槍沢の縁を歩いていく。
登りはゆるやかで、一の俣、二の俣の橋を越え、沢沿いに登って行く。 
槍沢の清流沿いの登山道は絵になる所です。
1槍沢14
1槍沢15
1槍沢16

【槍沢ロッジ】
11時00分着。槍沢ロッジ(1800m)に到着。
シラビソの林に 囲まれた静かなロッヂ。利用したことはないが 浴室も完備されているとのこと。
槍ヶ岳への無料の最終水場でもある。
昼食休憩。11時25分発。
1槍沢ロッジ17

【槍ヶ岳の穂先】
槍沢ロッジからは槍ヶ岳の穂先が樹林の間から僅かに見える。
         1槍沢ロッジ18

【槍沢ロッジ付近の紅葉】
1槍沢ロッジ19

【ババ平】
11時50分着。
ババ平は標高2000m。上高地との標高差は500m、距離は約15km。
1ババ平20
1ババ平21

【出会い・その1】
今回の山行では多くの出会いがあった。
最初に出会ったのは大曲の方向から下ってきた常陸太田市の永井さんご夫婦。
永井さんとは奥久慈の山で2回、そして今回で3回目の出会いである。
永井さんご夫婦は沢登り、岩登り、マラソンなどアウトドアスポーツ全般をこなすスーパー夫婦です。
今回は北鎌尾根の縦走であったとのこと。穏やかな人柄でホットする方です。
私達のへなちょこ山行レポも見て頂いてるとのこと、ありがとうございます。
また、お会いできることを願ってます。
1大曲22

【大曲】
東鎌尾根の山並みを右手に見据えた絶景地です。
1大曲23
1大曲24
1大曲25

【天狗平分岐】
天狗池に映る逆さ槍も見たいが、先を急がねば。
1天狗原分岐26
振り返り見る大曲方面
1天狗原分岐から見る西岳方面27

【坊主岩屋】
坊主岩屋付近から槍の穂先が見えてきた。
1坊主岩屋付近からの槍ヶ岳28

【殺生分岐】
槍がさらに大きくなり、元気が出る。
1殺生付近からの槍ヶ岳29
1殺生付近からの槍ヶ岳29-1
1殺生付近からの槍ヶ岳30
振り返り見る尾根。端正な姿の常念岳が素晴らしい。
1殺生付近から振り返る31

【槍岳山荘】
15時05分着。上高地から7時間50分。
槍岳山荘の標高3080m。上高地から1580mの標高差がある。
宿泊手続きを済ませ、槍穂に向かう。
1槍岳山荘からの槍ヶ岳32

【槍の穂先へ登る】
         1槍ヶ岳33

【左が登り専用、右が下り専用】
1槍ヶ岳37

【槍ヶ岳】
標高3180mの穂先の上からは、遮るもののない360°の大展望が広がる。 中でも、明日以降進んでいく《大キレット》から奥穂高岳までの嶮しい山なみと、全く対照的なモスグリーンの山肌を魅せる『表銀座』・『裏銀座』の山なみが特に目を引く。頂上の祠に掲げてある頂上標を片手に記念写真を撮って頂く。しばらく眺めを満喫する。 
1槍ヶ岳34

【影槍】
1槍ヶ岳35

【北鎌尾根】
鋭い尾根の北鎌尾根。
1槍ヶ岳36

【下山】
絶景を楽しんだことで下山とする。
1槍ヶ岳38

【出会い・その2】
槍岳山荘へ戻り、着替えをし暖炉がある談話室へ。
談話室には数人がくつろいでいる。
私達もその輪に加わり話をしていると、隣の紳士が「yamasanpoさんでは」と声をかけてきた。
ブログ友人のぶなじろうさんであった。
ぶなじろうさんは藪山鉄人、この場所で会えるとはビックリ仰天。落ち着き払った話方などオーラがあり相当の山歴の持ち主とお見受けした。17時になり夕食時間、話はつきないがここで散会した。

【夕食後早々に寝る】
今日は疲れたので早々に布団に入る。
部屋は予想外に空きスペースがあり布団1枚を使ってもまだ余裕があり、ぐっすりと寝られた。

北ア・槍ヶ岳~穂高岳縦走(その2)へ続く。

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コメント

晴天!

人も多いはずです。
涸沢のテントは何と1000基だそうですよ(@_@)
ニュースでやってました。
yamasanpoさん、平地でも歩くの速いのですか?
それに人混みを交わす技がないとこれほどには歩けませんね(笑)
山でも出会い、これだけ人も入っていれば誰かしら顔見知りもいるかもしれませんが
それに出会うとなるとなかなか無いように思います。
引き付ける何かがあるのでしょうね(^^)
紅葉の色は良くないように見えますが、この天気には替えられないですね!

  • 2011/10/12(水) 17:18:26 |
  • URL |
  • でん #PIpocw5A
  • [ 編集 ]

懐かしいですね。
私達は上高地からのピストンでyamaちゃんご夫婦の足元にも及びませんが、青い空の下槍ヶ岳まで歩いたこと思い出しました。

ちょうど槍ヶ岳に登った時にyamaちゃんご夫婦が常念から蝶を縦走されてて、
翌週マネして痛い目にあったことも思い出しましたよ(笑)

それにしても一気に槍ヶ岳山荘まで登られるとはさすがですね。
私達にとってはスーパー夫婦♪
マネはできませんがあやかりたいです(^^ゞ

  • 2011/10/12(水) 17:22:12 |
  • URL |
  • mari #SbYG1Vtc
  • [ 編集 ]

いやはや大縦走ですね~!
槍が素晴らしいです♪
それにしてもすごい人。
予報では晴天の3連休ですものね。

私も驚きの出会いがいくつかありましたが、
yamasanpoさんもですね~!

  • 2011/10/12(水) 19:51:45 |
  • URL |
  • くに #.63BC9rM
  • [ 編集 ]

槍穂縦走

スケールの大きい北アルプスのパノラマに圧倒されるばかりです。
今年のアルプス山行のフィナーレに相応しい素晴らしい山旅で有った事がレポや写真からも伝わってきます。
兎に角お二人は凄い!の一言です。
恐れ入りました。

  • 2011/10/12(水) 20:22:58 |
  • URL |
  • リンゴ #-
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わ~,夏に比べると空が真っ青,秋らしい雰囲気で絶景ですね。
今年は例年になくたくさんの人が訪れていたという槍・穂高・涸沢のようでした。
 その中にあって,知り合いにあうというのはびっくりですね!
 楽しさが倍増ですね~^^

  • 2011/10/12(水) 22:09:00 |
  • URL |
  • えこ #-
  • [ 編集 ]

当方は生煮え・・・

yamasanpoさん、こんばんは。
待望の青空にようやく会えましたね。
この青空が3000m峰8座縦走中3日も続いたとは羨ましい。
私の北鎌は曇天で暗くて寒く、先日の那須もまた生煮えでした。
ツキに見放されて嘆いていたyamasanpoさんよりついてないかも。
続きを楽しみにしてます。

  • 2011/10/12(水) 22:46:47 |
  • URL |
  • デイダラボッチ #YY2HISRA
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槍穂!

いやあ憧れの槍穂ですかぁ。
すんばらしいですねぇ。ぼくらも充分楽しんだ連休でしたけど、やっぱり槍穂はうらやましいですねぇ。
しかも晴天ですもんね。いやあ最高の気分だったことでしょう。

  • 2011/10/12(水) 22:47:09 |
  • URL |
  • Toby #-
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でん さん

涸沢のテントは1000基ですか。
稜線から見ても多かったので。
涸沢小屋は布団1枚に3人とのこと。激混みですよね。
横尾までの遊歩道は繁華街のような人混みのので、その後ろについていては槍まで行きつけませんから。
ごめんなさい、ごめんなさいと言いながら追い抜いていきました。
紅葉は全くダメでしたが青空が出迎えてくれました。何よりです。
そのうえ出会いもあり言うことなしです。

  • 2011/10/13(木) 13:32:01 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

mari さん

槍沢から槍ヶ岳まででも十分楽しめますね。
絵葉書の世界に飛び込んだような景観で。
また機会をみつけ槍ヶ岳を歩いてみてはどうでしょうか。
そして穂先でポーズを決めてくださいな。
カミさんは穂先でポーズをとって撮ったものがありますが、似合わないのでボツです。

  • 2011/10/13(木) 13:39:00 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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くに さん

この3連休は激混みでした。
大方のハイカーは涸沢の紅葉です。
が、今年の涸沢の紅葉は全くダメ、枯葉があるのみ。
皆さん期待してのものでしょうが残念でしたねえ。
那須の紅葉もイマイチと聞きますが、朝日は良かったですね。
今回の山行は青空のもと風も穏やか、そして出会いも多くあり良かったです。

  • 2011/10/13(木) 13:47:48 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

リンゴ さん

北アのメインルートでもあり青空のもと大パノラマでした。
なかなかこのような天気に恵まれませんでしたから。
凄く良かったです。

涸沢の紅葉はダメでしたね。
那須もイマイチと聞いてますが、それ以上ですね。

  • 2011/10/13(木) 13:56:47 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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えこ さん

えこさんのレポも参考になりました。
今の時季は空気が澄み展望もバッチリですね。
この3連休は激混みでしたね。
大方は涸沢の紅葉のようでしたが、涸沢の紅葉は全くダメ。
涸沢を外したルートで正解でした。
そして多くの出会いもあり元気がでました。

  • 2011/10/13(木) 14:04:05 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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デイダラボッチ さん

やっとやっとです。
天気の神様は私達を見捨てはしませんでした。
デイダラボッチさんが幾度となく歩いた北鎌もジャンダルムなどもスッキリと展望できました。この尾根かと見とれてました。
たぶん間違いないと思いますが、穂高小屋で「メタボ添乗員・・」の方を見かけました。声はかけませんでしたが・・。

  • 2011/10/13(木) 14:15:45 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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Toby さん

良かったですよ。最高でした。
3日間も快晴、微風、そうそうあるものではないですからね。
このコースは晴れていても風が強いと危ないですからね。
ラッキーでした。
Tobyさん達も朝日で弾けてましたね。
紅葉もあり肩のはらない仲間と、羨ましいですよ。

  • 2011/10/13(木) 14:23:16 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

私は、去年の夏行きました。何も考えずに「最短ルート」を通りました(笑)

朝5時に沢渡でバスに乗り、6時に上高地発。CT8時間で、奥穂まで行けると思いましたが、重太郎新道では汗だくで大変でした。随分、登る人が少ないんだなあと不思議に思ってたら、そういうことだったんですね(笑)

しかしながら、登りの醍醐味は素晴らしいものがありました。10月ぐらいなら、涼しくて、そんなに大変ではないでしょうから、ここを登るのも良かったのではないでしょうか。

  • 2011/10/14(金) 22:19:01 |
  • URL |
  • NYAA #4B33lOYw
  • [ 編集 ]

NYAA さん

重太郎新道からですか。
この登りは大変でしょう。
降りでも大変でしたから。
展望は良いものの登りには使いたくないですね。

  • 2011/10/15(土) 18:08:43 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

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