登山・花日記

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

会越国境に聳える大岩壁とブナの山・御神楽岳

H24年6月24日、会越国境に聳える大岩壁とブナの山・御神楽岳(みかぐらだけ)を歩いてきました。

福島・新潟県境の越後山脈の中央にそびえ、本名御神楽岳(1266m)は県境上の山、御神楽岳(1387m)は新潟県の山になる。山頂から延びる尾根は豪雪に磨かれ、谷川岳に匹敵するといわれる大岩壁になっている。

登山口は福島県側からは霧来沢登山口、新潟県側からは蝉ヶ平登山口と室谷御神楽岳登山口があるが、いずれのコースも登山口から山頂までおおよそ4時間、標高差が1000m近くある。

今回は、霧来沢登山口からで2回目(前回 H11.5.30)、 目的はヒメサユリ。
今回のルートは、霧来沢~八乙女滝 ~八丁洗板~ 杉山ケ崎~避難小屋 ~本名御神楽~御神楽岳 の往復。
7時間00分の山散歩でした。

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【往路】自宅 3:20発~会津坂下IC~本名ダム(坂下ICより約37Km)~霧来沢口(本名ダムより約8Km未舗装)。7:05着。265Km。
ナビ設定:本名簡易郵便局 0241-54-5800
【帰路】一般道R400~昭和村~田島~塩原~自宅 198Km。5時間で着いた。

【霧来沢口駐車場】
磐梯山SAで朝食。会津坂下ICで高速を下り、R252で金山町に入り、本名ダムのところから霧来沢林道(三条林道)に入る(道標有)、大鍋又沢出合を過ぎ最奥のところに到着(7:05)。4~5台駐車できそうだ。
1駐車場

【登山口】
駐車場の一角にある登山口。7:15発。
2登山口

【沢沿いの道をゆるゆる登る】
3山道

【八乙女の滝】
登山口から20分ほどで八乙女の滝へ。案内板なし。
4乙女の滝

八乙女の滝を過ぎ高捲いて急な岩場を下りると岩のへつり道。足場もありクサリもあり見た目ほどではない。
5山道

踏み跡はしっかりしているが草が覆っている。
6山道

緑がまぶしいブナの森、陽に輝いてます。こんな山道良いですね。
7山道

【八丁洗板】
八丁洗板という一枚岩の沢床。涼しく、清々しく、美しい沢である。
10八丁洗板

何の樹でしょうか巨木です。
11巨木

木を組み合わせた橋を渡る。カミさんに「滑るから気をつけて」と言っておきながら自分が滑って水ポチャ。このところ川沿いでは転倒やらトラブル続きである。
12山道

このような枝沢を数回渡る。
15山道

おお~、サンカヨウさん お久しぶり。
16花
14花
8花
18花

道は沢から離れてだんだんと傾斜を増し、キタゴヨウが多いヤセ尾根の急登になる、
17山道

【杉山ヶ崎】
木の間越に前岳のスラブを望めるようになると、避難小屋から南下する尾根上の杉山ヶ崎と呼ばれる小ピークに登りつく(9:20)。
19杉山ヶ崎

【前岳の大スラブを左手に見る】
登山道から見る前岳の大スラブ
20スラブ

【本名御神楽岳を前方に見る】
21本名御神楽岳

【振り返り見る尾根道】
22山道

【熊打場】
9:45 この付近からヒメサユリが見られるがすでに終わっている。ここは潅木帯を過ぎたところで360度見通しの良いところであった。恐らくマタギ衆はここから熊を見張り熊猟をしていたのであろう。
23熊打場

【避難小屋】
10:00 熊打場のクサリ場を過ぎれば、ブナ林内に避難小屋が建っている。水場まで5分ほど、10人くらいは泊まれるしっかりした避難小屋だった。
24避難小屋
25避難小屋

【本名御神楽岳】
避難小屋からブナ林内を20分も登れば本名御神楽に着く(10:20)。
山頂からは広い展望が待っていた。北には目の前に御神楽岳が聳えている。西から南にかけては越後の山や南会津の山々が見渡せた。
本名御神楽の山頂手前の小さな祠から左(北)へ、御神楽岳への登山道が通じているが道標はない。
28本名御神楽岳
29本名御神楽岳から

【御神楽岳への尾根】
ザックをデポし御神楽岳に向かった。緩やかな尾根道は、藪こぎという箇所はなく片側切れ落ちている箇所があり歩きにくい部分もあるが、何ら問題はない。
御神楽岳へのピークに近ずくにつれヒメサユリなどの花が多く見られる。
30御神楽岳への道

【ヒメサユリ】
ピークは過ぎているものの鮮やかさは変わらない。
31ヒメサユリ
32ヒメサユリ
33ヒメサユリ
39ヒメサユリ

【シラネアオイ】
登山道から少し藪の中に入った所に咲いていた。
37シラネアオイ

【エビネラン】
38エビネラン

【ウラジロヨウラク】
34ウラジロヨウラク

【タニウツギ】
35タニウツギ

【水晶尾根】
御神楽岳水晶尾根のスラブ!蝉コースの岸壁です。
遠く飯豊連峰が残雪が・・・はっきり見えません。
水晶尾根

【御神楽岳】
11:00 山頂着。本名御神楽岳から35分。山頂には山名盤があり、360°の展望図。
山頂からは日本海や佐渡も見える、というが遠望はきかず、水晶尾根のスラブが異彩を放っていた。
40御神楽岳

山頂からちょっと北方面に行くと粟ヶ岳方面の展望が素晴らしい。
42御神楽岳から

左手に振り向くと遠方に浅草岳、守門岳方面の展望が良い。
43御神楽岳から

【本名御神楽岳】
本名御神楽岳へ戻り(11:45)昼食。水戸の双葉台からというご夫婦に出会う。双葉台は我家からも近い隣町。
健脚なご夫婦で百名山を目指しているとのこと。またの出会いを約束しお別れした。
私達も12:10 下山、往路を戻る。

【駐車場】
14:15 駐車場着。

13年ぶりとなった御神楽岳山行、記憶が吹っ飛んでいて初めて歩くようなもので新鮮でした。
下部はブナ主体の雑木林がとっても美しく、沢沿いの道も涼やかで心地良い。
尾根へ登りつめたら、足元の岸壁の眺めに圧倒されつつも静かで美しい山歩きに満足。
秋の空気が澄んだ時期は、さぞやすばらしいでしょうね~~。
下部の紅葉も素晴らしそう。季節を変えて、また歩きたい山です。

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コメント

ヒメサユリ

自然の中でみる桃色が美しいです。
いつかは見てやろうと思っていましたが、今年も無理でした。
庚申山でお遭いした笠間のご婦人は少し前まで飯豊の日帰りができたそうです。茨城の方は皆さん健脚揃いです。

  • 2012/06/25(月) 21:14:30 |
  • URL |
  • ネビル #g6vs/Cb2
  • [ 編集 ]

羨ましいですね

天気が良くて、羨ましいです。
私は先週、阿賀町の蝉ヶ平コースを登ったときは雨でした。
帰りがけにガスが晴れても、曇空でした。
下山後、御神楽温泉に入浴後、食べられないだろうと思ったものが、美味しく事を知りました。
ブナモヤシと言ってましたが、実生のブナの新芽を炒めたものです。
初物で、甘みがあり美味しく感じられました。
そのまま、ほっておいても山では九割方は新芽の段階でかれるそうです。
私の、美味しい山菜リストに追加です。熊は、こんな美味しい物食べてるんですね。ビックリです。

ネビル さん

奇麗でしたね。
ちょっと遅いかと思ってましたが待っててくれました。
庚申山のコウシンソウ、今年は見送りです。
レポ見させて頂きました。
さすがですね。
小さな花なのにバッチリです。

  • 2012/06/25(月) 21:47:16 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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御神楽岳

ヒメサユリだけでなく、花は多そうですね。
ここも気になってる山の一つです。
スラブも見てみたいもんです。迫力あるでしょうね。
本名御神楽岳-御神楽岳は行けそうですね。難コースとの話もありましたが。。

  • 2012/06/25(月) 21:50:33 |
  • URL |
  • yosi #-
  • [ 編集 ]

石川@ さん

天気に恵まれました。
風もさわやか涼しくて良かったです。
ヒメサユリは時季をちょっと外しましたが、これは仕方がないこと。
蝉ヶ平コースの一端を山頂から眺めました。
険路ですね。私達には無理ですね。
ブナモヤシですか。
初めて聞くものです。

  • 2012/06/25(月) 21:54:41 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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yosi さん

ヒメサユリは粟ヶ岳の方が良さそうですね。
花よりも紅葉が期待できそうです。
今回歩いたコースであれば難しい所はありません。
踏み跡もしっかりしているし枝道はないし安心ですね。
ただ水場は未確認です。

  • 2012/06/25(月) 21:59:56 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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私も御神楽岳には2度ほど行ってますが、ヒメサユリの可憐さと水晶尾根のスラブは印象に残っています。
レポを拝見してまた行きたくなりました。

  • 2012/06/25(月) 22:34:59 |
  • URL |
  • リンゴ #-
  • [ 編集 ]

初めて目にする御神楽岳という山名ですが、滝、沢、巨木、
眺望、そしてヒメサユリなどの花々と色々あって良い山行を
楽しまれたね。
山頂からの眺望は、佐渡まで見えることもあるとは驚きです。
それにしてもヒメサユリは、可愛いです。

  • 2012/06/26(火) 00:09:32 |
  • URL |
  • のんびり夫婦の山遊び #-
  • [ 編集 ]

ヒメサユリ、イイですね♪
私は始めて見たのですが、一目惚れです(笑)
浅草岳の山頂から見た御神楽岳は残念ながらわからずでした。
天気が良すぎて気温も上がり、空気中の水分が多く感じられる日でした。
もっとも梅雨時期なのでスッキリと晴れるのはムリというものですね(^^;)
先日のワナにはまるyamasanpoさんに続いて、今回は奥様が沢ポチャでしたか。
2度あることは3度あるといいますから、気をつけるに越したことはありませんネ(^^)

  • 2012/06/26(火) 02:32:54 |
  • URL |
  • でん #PIpocw5A
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リンゴ さん

花もあり展望もあり良い山でした。
ブナ林が多い山でしたから、
次の機会には紅葉時季が良さそうです。
静かな山歩きができ癒される山ですね。

  • 2012/06/26(火) 05:33:55 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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のんびり夫婦の山遊び さん

この山域は人が多く入ることもなく静かですね。
花も多く緑も鮮やかでした。
ヒメサユリは終わりかけていましたがまずまずでした。

仙の倉山のレポ、見させて頂きました。
花も展望もバッチリでしたね。
どこの山も花いっぱいで良い時季です。

  • 2012/06/26(火) 05:41:50 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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でん さん

一目ぼれでしたか(笑)
自分もあの花この花と浮気してますよ。
この時季であればスッキリ展望は無理、これで満足です。
沢ポチャは自分、注意散漫になっているのでしょうね。注意せねば。
でんさんは浅草岳を歩かれていたのですね。
たぶんレアなルートでしょう。
詳細レポ楽しみにしてます。

  • 2012/06/26(火) 05:50:39 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

観たいですねヒメサユリ

yamasanpoさん ご無沙汰してます。
御神楽岳の標高差1000mは登り甲斐が有りますね。
展望も良く、目的のヒメサユリ見られて良かったですね。
ヒメサユリ見たこと無いので見てきたいです。
23日に庚申山でネビルさんとお会いしました。
ブログの写真は凄かったです。

  • 2012/06/26(火) 07:24:01 |
  • URL |
  • 和子&徹也 #fCYNCpjk
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和子&徹也 さん

ディダラボッチさんの庚申山レポ、読みました。
コウシンソウも見頃、和気あいあいと楽しかった様子が分かります。
自分も行きたかったな~。
ネビルさんとも会えたとのことビックリですね。
ネビルさんのレポも読みました。
さすがの腕前ですね。
小さな被写体をバッチリです。
今年の庚申山は見送りです。

  • 2012/06/26(火) 08:28:31 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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蝉コースは、本当に自然の中を歩いている感じがして素晴らしいです。ハイキングコースと化した百名山では味わえない感覚です。

また、御神楽岳本峰のスラブは、水晶尾根のスラブのようなスケールの小さいものではないので、ぜひ、ご覧になることをお勧めします。

難易度が高いとのことですが、さすがに戸隠の蟻の戸渡りほどではありません。むしろ、暑さによるつらさの方が私には大変でした。

  • 2012/06/27(水) 00:14:26 |
  • URL |
  • NYAA #eYj5zAx6
  • [ 編集 ]

ヒメサユリ♪

ヒメサユリ鮮やかですね♪
朝日か飯豊でドーンと見たいところですけど、なかなかタイミングがあいません。ハクサンイチゲ祭りも終わったことですし、ゆっくり落ち着いて晴れの休日を狙います。
南会津の山もいろいろ行ってみたいですね。御神楽岳も楽しそうです。いつか真似させていただきます<(_ _)>

  • 2012/06/27(水) 01:04:21 |
  • URL |
  • Toby #JalddpaA
  • [ 編集 ]

NYAA さん

蝉コースは周回できれば良いのですがマイカーなので往復コース、無難なコースを選んだものです。
一見の価値あるスラブが見られるのですか。
ぜひ見たいものですね~。でも臆病ものなので無理かな。
この山は紅葉時季も良いでしょうね。
また機会があれば再訪したいものです。

  • 2012/06/27(水) 05:30:08 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

Toby さん

朝日も飯豊もと思っているのですが天気とのタイミングが合いません。
もたもたしているとアルプスにと重なってしまうのでヤキモキしてます。
まずは朝日からド~ンとした稜線を闊歩している夢をみてます。
楽しみですね。

  • 2012/06/27(水) 05:36:17 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

私は、2010年6月に蝉コースを往復したのですが、暑さと下りが分かりづらかったり、滑って歩きづらかったのが、大変でした。途中で登頂をあきらめたり、室谷口に降りて、タクシーで帰ったなど、よくある話だそうです。

同じ年の10月、初心者2名を含む5人パーティを案内しましたが、室谷口に車をデポし、蝉コースから登りました。みんな楽しく快適に登ることができました。蝉コースの下りさえなければ、そんなに難易度は高くないと思われます。

車デポを企画するなら、ご一緒したいですね。

  • 2012/06/27(水) 21:58:13 |
  • URL |
  • NYAA #eYj5zAx6
  • [ 編集 ]

今晩は。
越後の山はいいですねぇ~。以前何処かの山に登った時に、見知らぬオッサンに御神楽岳をしきりに勧められました。今だ未踏です。本記事で、オッサンが勧めたワケが判ったような気がしました。行きたい所がどんどん増えちゃって困っております。

  • 2012/06/27(水) 22:36:02 |
  • URL |
  • ぶなじろう #-
  • [ 編集 ]

NYAA さん

蝉コースはやはり周回でしょうね。
尾根から見る限りでも厳しそう、レベルが高いルートのようです。
軟弱夫婦ではちょっと無理ですね。
紅葉時季は見事でしょうね。
そんな夢をみていましょう。

  • 2012/06/28(木) 08:06:58 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
  • [ 編集 ]

ぶなじろう さん

標高は低いもののスラブの山肌は見応えがありますね。
私達には無理ですが、健脚なぶなじろうさんであれば蝉コースが良いでしょう。
NYAA さんお薦めのコースです。
コースの選択はどこであれ花もあり展望もあり紅葉時季も良さそうです。機会があれば歩かれてはいかがでしょう。

  • 2012/06/28(木) 08:17:33 |
  • URL |
  • yamasanpo #-
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